ゆるゆるニュースウォッチ

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国際報道2017 11月22日 イスラム文化と日本芸術の出会い 西陣織礼拝マット

京都を代表する伝統的な高級織物西陣織が増え続ける外国人観光客を見据えて新たな商品を生み出した。国際観光都市である京都では近年イスラム教徒の観光客が急増している。敬虔なイスラム教徒は1日5回のお祈りが欠かせない。お祈りで使う礼拝用のマットに西陣織メーカー加地金襴の社長が目をつけた。

 

僧侶が身にまとう袈裟等仏教世界を煌びやかに表現してきた西陣織はイスラム教徒にも受け入れられるのではと考えた。アドバイスを求めイスラム文化センターを訪ね、ここで偶像崇拝につながるから動物のデザインが使えないことや礼拝マットには膝と頭をつける位置が決まっていてそれを示す柄が必要なこと、特にアラブの人々は金色を好むことなどが分かった。
アドバイスに基づき動物のデザインを排除し幾何学模様や連続性のあるデザインを並べた物や日本の四季をあしらった煌びやかなマットを作成。マットは京都市内の観光施設に試験的に置かれ利用は無料。購入することもでき観光客からは好評を得ている。

kajikinran.com

イスラム文と仏教文化が出会い京都の伝統技術の見直しを世界に発信する試みとなっている。
金額は1枚70,000円から90,000円ほど、お土産にまとめて購入する例もある、と。

神様同士でケンカしませんように。