ゆるゆるニュースウォッチ

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国際報道2016 12月8日 75年後、パールハーバーの自衛隊

南シナ海を含む広大な地域ににらみを利かせる太平洋艦隊司令部、海上自衛隊の隊員がリエゾンオフィサーと呼ばれる連絡将校として司令部に常駐している。長年アメリカ軍との連携を深めてき自衛隊は、ハワイだけで9人の自衛官を常駐させている。司令部の中でも軍事政策を司る部署でアメリカ太平洋艦隊の日本担当デスクと机を並べ共同訓練の調整から日々の情報交換まで、海上自衛隊とアメリカ海軍の橋渡し役としての役割を担っている。

 

自衛隊とアメリカ海軍は日本周辺から南シナ海に至る太平洋からインド洋までの広い海域で頻繁に共同訓練を行なっている。訓練を通して軍事的な存在感を示すことで抑止力を生み出す効果も狙っており、これらの訓練の重要性は大きい。
共同訓練の為に日本の最新潜水艦が真珠湾に寄港している。アメリカ海軍の潜水艦が財政上の理由などから減少す一方で、自衛隊は現在の17隻からこの5年で22隻に増強する計画。中国の海洋進出が進む中、日本の潜水艦に対するアメリカ側の期待は極めて高い。アメリカ海軍原子力潜水艦しかなく自衛隊ディーゼル潜水艦との運用訓練の意味は大きい。
アジア太平洋の安全保障に日本が果たす役割はこれまで以上に増している。海賊問題、災害対応、そして北朝鮮の弾道ミサイル問題等へ力を合わせて取り組んでいかなければならない。日本が新しい装備を導入するときも互いに活用出来るようにアメリカの装備と連動することを前提にしている。これらの流れを継続して行く事で日米同盟はさらに親密なっていく。

 

今の太平洋艦隊司令日系人、アメリカの大きさを感じる