ゆるゆるニュースウォッチ

国際、経済のニュースのを中心に感想をゆるゆると書きます。

国際報道2017 3月7日 フランス ジャーナリストによるフェイクニュース対策

1ヶ月半後に迫ったフランス大統領選挙。最新の世論調査の支持率では上位2人の差はわずか1ポイントと言う展開になっている。激しい戦いが繰り広げられる中で有権者の投票に大きな影響を残すと懸念されているのが嘘のニュース、フェイクニュース。
先週フランスなどの34のメディアがフェイクニュースの拡散を防ぐために立ち上げたプロジェクトを発表。クロスチェックというサイトを立ち上げた。

 

インターネットの利用者がフェイクニュースの可能性がある記事をネット上で発見した際にその記事の内容とURLをサイトに書き込むと、プロジェクトに参加する報道機関などがその報告をもとに記事を検証すべきかどうか判断し必要と判断したら記者が事実確認や記事の執筆者を特定する取材を進めるなどして嘘かどうかを判断し検証結果をサイトで公表する。記者達はフェイクニュースの疑いがある記事の事実確認を行う意義を強調。とりわけ力を入れているのが大手通信社のAFP。5人の記者を専従でフェイクニュースの検証に取り組ませている。プロジェクトを始めてから1週間で15件の記事を検証し、このうち13件がフェイクニュースだと認定した。
専門家はジャーナリストはただ記事を書くだけでなく人々がどの様な情報に接しているかにも関心を寄せなければならないと指摘。真偽の判断がつかない記事が溢れかえる中でメディアの取り組みがどこまで浸透し効果を上げるのか注目される。と。

 

選挙が終わったら終了ってことになりませんように。(選挙が終わったらルペンに消されたりして)