ゆるゆるニュースウォッチ

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WBS 2017年3月8日 外食業界のアルバイト争奪戦、働く環境を重視へ

人手不足が深刻な中で外食業界では各社あの手この手でアルバイト争奪戦に挑んでいる。日本マクドナルドが発表して新たなキャンペーンは約25,000人のクルーの採用を目的とした職業体験ツアー。全店舗の7割をフランチャイズに頼る日本マクドナルドではこれまでアルバイトの採用に関してはほとんどを各店舗に任せてきたが、人手不足が深刻化する中で本社主導で全国的に宣伝する。

 

積極的に先手を打って今年から革新的な人材投資を始める考え。
アルバイト人材を獲得するためこれまでにない取り組みをする企業が増えている。時給が上がっていても人材の獲得は難しくなっており、賃金よりも働きやすさや働き心地を重視する人が増えている。アルバイト選びで重視することを聞いたアンケートでは高校生や大学生は「同世代が多い」や「シフトの融通が効く」など時給よりも働く環境を重視するという結果が出ている。
働きやすい職場を作ることで過去最高益を更新したのがジョナサンなどを展開するすかいらーくグループ。好調を後押しする施策の1つがどんなに忙しくても時間と人手を割いて行うアルバイトの教育プログラム。プログラムには店長自ら行うマンツーマンの実地トレーニングのほかにマニュアル本で接客方法などを学ぶ座学もあり、期間中店長は新人の教育に専念する。店舗側の負担は増えるが導入した2012年以降新人アルバイトの離職率は大幅に改善された。通常店舗に正社員は1、2名に対しアルバイトは30人ほど。大切な戦力であるアルバイトに対する教育やトレーニングを非常に重要視している。
現在求人市場では短時間勤務を取り入れる企業が増えており、3時間以下でもいいと言う求人広告は全体の3分の1を占めている。短時間勤務のアルバイトを歓迎しない企業も多いが最初のハードルを低くし経験してもらい、「やってみたら面白かった」とか「これぐらいの業務負荷だったら大丈夫」という形でしだいに勤務時間が増えたり出勤日数が増える事に繋がるという。貴重な人材にいかに長く働き続けてもらえるかが人材確保ポイントと言える。と。

 

アルバイトにもボーナスや社員同様の手当をあげたらどうか と日本総研高橋名人