ゆるゆるニュースウォッチ

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国際報道2016 11月16日 愛国心が高まるポーランド

愛国心が強まるポーランド。洋品店では国鳥の白い鷲や第二次世界大戦の英雄のデザインの服が特に若者たちの人気を集めている。
国を守るために軍事技術を身に付けようと言う人も増えており、射撃場では会社員や教師などが自主的に集まり、民間軍事会社から派遣された講師の指導を受けている。

 

参加者が増えたのはロシアによるクリミア統合とそれに伴うウクライナでの戦闘の影響。ロシアの脅威を感じた多くの市民が訓練を受け、その数は全国でおよそ1万人に上ると見られる。
ポーランド政府もロシアの脅威に備えるためだとして民間組織を国の防衛計画の中に位置づける事を検討し始めた。軍のバックアップとしての役割を想定。訓練には子供達も参加。週末の土曜日の軍の幹部養成学校の敷地で行われた訓練には15歳から18歳の子供たちが参加している。現役の軍人がボランティアで教える。主に体力作りが目的だが内容は軍の学校で実施されているものと同じ。参加者の1人の17歳の高校生はお小遣いでレプリカの銃やベストなどを揃えた。祖父から第二次世界大戦中占領下のワルシャワで戦闘に参加したことを聞かされ軍に憧れたという。
こうした過度の愛国心は排他的なナショナリズムにつながっているという懸念も。ヘイトクライムなどの犯罪を監視しているNGOによると中東などからヨーロッパに難民の流入が急増した去年の夏以降、外国人への嫌がらせや攻撃がこれまでのおよそ7倍に増えていると言う。と。


軍はモテるってさ