タイで安くて美味しい魚として親しまれているティラピア。
日本ととても深い関係がある。先月亡くなったプミポン国王が残した贈り物として改めて注目されている。
実は1964年当時皇太子だった日本の天皇陛下が初めてタイを公式訪問した時に食糧難に苦しんでいることを知り、翌年育てやすく栄養が豊富なティラピア50匹を国王に寄贈。喜んだ国王は王宮で繁殖させタイ各地の養殖業者に無料で配った。
結果この魚はタイの食卓に欠かせない物となった。プミポン国王国王は自分の子供のような存在だとし決して口にはしなかった。と。
ええ話ですな