ゆるゆるニュースウォッチ

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国際報道2016 12月1日 新国王時代を迎えるタイ

暫定議会の議長が皇太子に対し国王への即位を要請すると言われているタイ。プミポン国王が亡くなってから1カ月余りが経ったが追悼のために王宮を訪れる人々の波は絶えない。毎日数万人が弔問に訪れる。今もなおプミポン国王は絶大な存在感を持ち続けている。

 

精神的な支柱を失い社会に不安が広がっている。インターネット上の新しい時代の王室を不安視する書き込みに対して当局は監視を強める。王室の今後を不安視する記述があるサイトは不適切だとしてすぐに閲覧ができなくなる。加えてソーシャルメディアで王族を侮辱するような投稿すれば不敬罪に問われ逮捕されるケースも出ている。こうした動きを多くの国民は冷静に受け止めている。プミポン国王が亡くなった後も王室への敬意を持ち続けるべきだとし、王室への批判は国そのものの混乱につながってしまうと考えているよう。
2年前のクーデタの後、軍主導の暫定政権による統治が続く中、安定の要としてのプミポン国王が亡くなり政治的混乱が起きることに神経をとがらせ、王室への批判的な言論への厳しい規制が敷かれている。本来行われる予定だった民政移管のための選挙も来年10月以降になるとみられるプミポン国王の葬儀が終わるまでは大々的な選挙運動などは行えないと言う見方が広がっており、暫定政権が当分続く可能性も。
新国王が絶大な尊敬を集めたプミポン国王のように国民からの支持を取り付けられれば政治や経済の安定を保つことができる。と。


皇太子はドイツとタイを行ったり来たり、できた妹が居るそうな