国際報道2016 11月28日 インドネシアへ日本の防衛装備品

日本の武器輸出三原則は一昨年見直され一定の条件を満たせば輸出や海外への技術移転ができるようになった。インドネシアなど中国の南シナ海進出を警戒する東南アジア各国では日本の装備により軍備の増強を図ろうとしている。今月開催されたインドネシア国内最大の防衛装備品の展示会には日本企業のブースも。

ジャングルでの利用を想定した太陽電池で動く浄水器や101人が乗れる救命ボート等が関心を集めた。海上自衛隊の水陸両用の救難飛行艇も導入を働きかける。インドネシアは海洋国家で滑走路のない所へのアクセスに有用だとアピール。

インドネシアが日本の防衛装備品への関心を高めている背景には南シナ海の排他的経済水域で違法操業を繰り返す中国を牽制する狙いが。日本も中国の南シナ海への海洋進出を念頭にインドネシアなど東南アジア各国との安全保障面での連携強化を進めたい考え。両政府は去年12月に防衛装備品や技術の移転に関する協議を進めることで合意。

南シナ海情勢を背景に思惑が一致したインドネシアと日本の連携強化は今後さらに加速するであろう。と。

日本の飛行艇は世界一イイ、なんでしょ